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  • 執筆者の写真千葉 芽弓

春子

女性の名前のようですが、春にできる椎茸を春子と呼ぶそうです。



天然のきのこの旬は秋のイメージですが、春の今頃にも一度旬を迎えます。自然環境にできるだけ近い形で、屋外原木栽培する椎茸は今次々と丸く傘をつけています。


おがくずなどを固めて作る菌床栽培は一年中流通していますが、買うならやはり原木のものをおすすめします。



美味しい椎茸は、肉厚で軸が太いもの。歯ごたえとうまみが噛むほどにじわじわと口の中に広がります。しかし、薄くて水っぽい感じのものは旨味も少ないです。


椎茸は暗くじめじめとした場所に出来るため、収穫したら傘のほうを上にして、少し太陽の光に当ててあげると、より旨味が増します。

軸も縦に割いて一緒に焼き、細かく刻んでスープや炒め物にいれれば食感・香り・うまみを料理にプラスできます。つくだ煮にするのもおすすめです。



椎茸は、海外でも「SHIITAKE MUSHROOM」と呼ばれ、そのダイエット効果や、しいたけの成分のフィトステリンにはコレステロール代謝と排泄の促進効果があるといわれており、動脈硬化・高血圧・糖尿病など現代に多い生活習慣病にもよいと、アメリカを中心に欧米でも人気があるようです。


旬の春椎茸の春子。


炭火焼き、フライパンでソテー、カツレツなどでお肉代わりにそのおいしさを堪能してみませんか?

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