top of page
  • 執筆者の写真千葉 芽弓

美味しいだけじゃない!縁起にあやかりたい桃。

山梨生まれの筆者は、夏といえばのフルーツの桃。その甘くみずみずしく、香り高いおいしさを毎年待ち侘びる7月。


桃の原産地は中国で、七福神の福禄寿が持つ果物として長寿の象徴でもあり、魔除けにも利用されていました。桃の葉はクリームがあるように、湿疹や肌荒れにもよく、また虫刺されの時にもよいそうです。


桃の実は食すと血行促進や、気力の充実、便秘にもよいと言われます。


桃はそのまま食べるのはもちろん、コンポートにしたり、サラダやパスタ、スープにするなどお料理にするのも華やいだ味わいが楽しめます。デリケートな桃は少し押されても黒くなったり、皮を剥くとすぐ酸化して褐変してしまうのが難点です。


カットしたらすぐレモン汁をかけるか、砂糖水に浸すなどで酸化を防ぐといいですね。出荷のための選果場ではたくさんのオチと言われる出荷できない桃たちを求め、買いにくる人たちで溢れています。

少し茶色くなってしまった桃はジャムにしておくとヨーグルトやアイスにかけて美味しくいただけます。


縁起物の桃


桃が不老長寿、邪鬼を払う呪力があると言われ、神の果実、不思議なパワーをもつフルーツです。また、桃という漢字が木偏に「兆」と書き、桃の花はとても多くの実(子供)を付けることから、多産を意味し、生命力の強い縁起のよいものとされています。


桃の花言葉は、「チャーミング」「気立ての良さ」「私はあなたのとりこ」「天下無敵」



濃いピンクの美しい花が満開になる4月。ピンク色に山が染まる景色はまさに桃源郷!

ぜひ来年は見に行ってみてくださいね。


日本ほど美味しい桃はなかなか海外では食べられないそうです。

そんな思いを馳せながら、今夏の桃を味わってみてくださいね。

閲覧数:1,711回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page