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  • 執筆者の写真千葉 芽弓

朝食文化で世界を席巻した「bills」の多国籍ヴィーガン料理

オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニングの「bills」。実は以前からヴィーガンメニューも多く、最近も多様性対応で地元客やインバウンドへのおもてなしを強化しています。



billsのオーナーであり、レストランターのBill Granger(ビル・グレンジャー)氏は、もともとお母様がベジタリアンであったことや、多様な食文化に触れてきた経験や知見も生かし、食のポリシーやアレルギーなどのために食制限を余儀なくされる方たちにもbillsで食事を楽しんでほしいとヴィーガンメニューの提供をスタートしました。メニューの種類も徐々に増えています。


今秋冬の新作メニューのテーマは「世界のスパイス料理」


各国のスパイスやハーブを絶妙に組み合わせ、billsらしい多国籍のオリジナリティあふれるメニューを揃えています。スパイスやハーブは、香りや風味のアクセントになるだけでなく、健康面からも食欲増進や消化促進など様々な効果も期待できると言われています。


朝食のイメージの強いbillsですが、夜はレストランやBarとして別の顔を持ち、国内外様々な方に愛されています。

今回、メディア向け試食会の開催された夜のbills銀座は、夜景も美しく、照明も落としてしっとりと落ち着いた雰囲気の中で、新メニューを楽しませていただきました。


bills AUTUMN/WINTER 2023 MENU

いただいたヴィーガンメニューをご紹介!


・cruditéesl walnut miso dip

南フランスの伝統的ソースの「アンショイヤード」からインスピレーションを受けた一皿。カラフルな野菜スティックはくるみと味噌を合わせたディップソースと一緒に。


・buckwheat and quinoa salad, grated candy beetroot, carrot, umeboshi plum dressing, toasted sesame

カラフルなビーツやコールラビ、人参の千切りに柚子胡椒のアクセントをつけ、bils定番の全粒穀物のそばの実とキヌア、刻んだフェンネルやかぼちゃの種、大葉をトッピングし、絹豆腐と梅干しのドレッシング。和洋融合させたコンフォートプレートはランチ限定提供だそうです。


・mushroom xo fried rice, szechuan pepper,shredded daikon, ginger

通常は干しえびや貝柱などの魚介の使われた香港発祥の調味料のXO醤を、billsオリジナルで椎茸やドライトマト、シャロットなどを使い作ったヴィーガンの自家製XOソースを使ったフライドライスは、具材に4種類のキノコを細かく刻んで入れて、仕上げにポン酢ドレッシングとパクチーで軽やかに仕上げています。添えられたライムを絞っていただく旨味たっぷりのフライドライス。こちらは、通常はポーチドエッグが乗っているので、ヴィーガン仕様にする際には、「ポーチドエッグ抜き」でご注文してくださいね。


・broken tofu on sourdough, shredded cabbage and chilli sambal

サワードゥブレッドのオープンサンドは、スクランブルエッグのようにやさしく炒めた絹豆腐にマレーシアやシンガポールで定番のチリサンバルソースとリボン状にスライスした胡瓜の乗った春夏から登場したブレックファーストメニュー。


・bills vegan granola + cranberry, blueberry and banana smoothie

春夏メニューで好評だったフローズンスムージーをウインターバージョンにリニューアル。

クランベリーとブルーベリーとバナナを使い、自家製ヴィーガングラノーラを合わせたブレックファーストにぴったりなメニューです。


・vegan maple and cardamom shake

スパイスの女王と言われるカルダモンをアクセントに、ココナッツクリーム、オーツミルク、メープルシロップをベースにし、エレガントさとさわやかなアロマの余韻の残るここでしか飲めないヴィーガンシェイク。


本メニューは10月25日からbillsの国内8店舗全店(七里ガ浜、横浜赤レンガ倉庫、お台場、表参道、二子玉川、銀座、大阪、福岡)で提供されます。



billsらしさ、世界観を堪能できるお料理は、素材のおいしさを生かし、意外性のある組み合わせは軽やかで洗練されています。昨今のヴィーガン市場は、代替肉や加工品が多くなりがちですが、billsは野菜や穀類やきのこをはじめ伝統的な食材のみで作る印象的な料理です。


食べて負担のない自然なおいしい料理。



朝、昼、夜とそれぞれのシーンやニーズに合わせて心地よい食空間を提供してくれるbills。お肉やお魚を使うノンヴィーガンのメニューももちろん充実しています。


常にさまざまな国の文化を取り入れ、メニューを通して最新の食トレンドやライフスタイルを発信するbillsの今後にもますます期待です。


 

bills



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