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  • 執筆者の写真千葉 芽弓

和ビーガンでおもてなしを #1

青森県黒石市の食材を活用した料理&PRセミナー開催レポです。2回にわたって紹介します!


青森県の真ん中、津軽平野の南に位置する黒石市。かつては弘前城の城下町でした。



黒石ねぷた、日本三大流し踊りの黒石よされ、田んぼアートなどでも有名なこの地には、江戸情緒あふれる歴史ある街並みが残されたこみせ通りや津軽こけし館、りんご園など、観光要素も多く、また、名湯や紅葉の名所の小嵐山「中野もみじ山」など、”癒し”となる場所もたくさんある魅力的な街です。



そんな黒石市の食文化を活用した地域活性化の取り組みに、本道佳子シェフを中心に和ビーガンチームも参画。2年前のクッキングライブとセミナーを皮切りに、地域の産物や野菜を活用したヴィーガンメニューの導入に積極的に取り組んできています。


コロナを経て、今回は黒石市事業として更に地域活性化のため、アトラク東北が事業として請負い、トータルプロデュース。その中のひとつとして食の多様性対応として対応店を増やしていこうという取り組みです。



去る10月19日に開催されたクッキングライブ&セミナーでは、この時期に地元の農産物直売所のあっぷるはうすなどで購入した野菜を使い、即興ライブで様々なお料理を作り、参加者のみなさんにご試食いただきました。



クッキングライブでは、菊の花、ごぼう、長芋、りんご、バターナッツかぼちゃ、柿、春菊など今が旬の野菜や果物を使ったお料理や、凍らせた豆腐を解凍して肉の代用として活用するお料理を紹介。


こちらは下味をつけソテーした凍らせた豆腐に長芋ソースをとろりとかけてオープン焼き。


かぼちゃの種や切り干し大根の戻し汁を出汁に、重ね煮で味を引き出すバターナッツかぼちゃのスープです。


りんごを使った簡単タルトタタン。


大根をみりんで煮て、菊の花とビーツを入れた豆乳マヨネーズ。


凍らせ豆腐とセロリのソテー。スモークパプリカパウダーを散らしてコクと香りをプラスしています。


白いんげん豆、大根葉、セロリ、玉ねぎのソテー。いんげんのみたらし味のソテーに合わせて。


ごぼうとパプリカ、長芋を使った炒め物。


菊の花と春菊、切り干し大根の和えもの。


90分という時間制限の中で次々と出来上がるお料理とその発想に、みなさん驚きとそのやさしいおいしさに大喜び。笑顔が始終でした。ヴィーガン料理はハードルが高い、物足りないと思われがちですが、発想の転換であるもので簡単で作れるということを目の前で見れることはとても有効です。




クッキングデモのあとは、会場を移してセミナーです。お店のSNSを使ったプロモーションについてのセミナー、ツアー造成の企画について、そして、黒石の郷土料理や名産を活用した食の多様性対応とヴィーガンについての基礎講座を千葉芽弓が担当しました。


「これなら出来る」と皆さん確信を持たれた様子が手に取るようにわかりました。


副市長からも、「野菜の料理がこんなにもおいしくいただけるのかと感動しました。地元でふんだんにとれる野菜を主役に「食」で人を惹きつけられる道が見えたように思います。」とうれしいお言葉をいただけました。


次回は黒石市の店舗でヴィーガン料理を食べてきたので、ご紹介します!

 

黒石市観光協会

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