二十日大根の発芽ラッシュが終わると、柔らかい本葉が次々出てきた。名前通り二十日間で収穫、とまではいかないかもしれないが、成長が早い。
今回は野菜の種類も増やして、変化の違いが面白くなってきた。
6/11 晴
梅雨なのに晴れ続き。
買ったジョーロは管の部分が長いので、プランターと距離を取った上で、高く持ち上げつつ傾ける必要がある。水量も思った以上のシャワーが一気に出てくるので、ヘッドを左右に振らないと、水分量が偏ってしまう気がする。もっと小さいジョーロのほうが水やりは楽そうだが、容量が多い方が水道との往復が少なくて済むので一長一短だ。
二十日大根の本葉が目立ってきた。本葉はうぶ毛みたいなものが生えた、柔らかい葉っぱだ。初めに出たのっぺりした若芽とは明らかに質感が違って、別の種類の植物みたい。葉っぱが重いのか、茎や根がまだ弱いのか、倒れている芽があったので、株元に土を集めて盛る「土寄せ」をした。
ミニトマトの花
ミニトマトの花が咲いた！葉っぱと同じで下向き加減の、黄色い花。数日で目に見えて変化するなんて、成長が早い。花が咲いたということは、あっという間に実をつけるのだろうか。父親のメモを見返してみると、葉や茎の付け根から出る「脇芽」を放置すると栄養状態や陽のあたりも悪くなってしまうそうなので、小さいうちに摘み取る必要があるとのこと。ところどころに脇芽が出ていたので、少し心が痛むが成長のために摘む。
ホームセンターで苗を補充
6/12 晴
ししとうがついに枯れてしまったので、新しいししとうの苗を買いに2週間ぶりにホームセンターに行った。
野菜をベランダで栽培し初めてからまだ2週間だが、野菜それぞれに新しい葉っぱが出たり花が咲いたり、茎が伸びたり倒れたり太くなったりと、いろいろな変化が観察できて楽しい。もっと種類を増やしたい欲が出てくる。
今あらためて振り返ると、前回購入したししとうとモロヘイヤは、苗の段階から既に元気が無かったり、病気だった可能性がある。当たり前だが、元気な苗を選ぶのは大事だ。
万願寺とうがらし
オクラ
今回購入したのは、オクラ、モロヘイヤ、万願寺とうがらし、島（琉球）とうがらし、ミント、シソだ。ししとうは時期が終わってしまったのか、お店に無かった。とうがらしは甘みと辛みに分類されて、ししとうと万願寺とうがらしは同じ甘みとうがらしのグループだそうなので、ししとうの代わりに育てることに決めた。島とうがらしは辛みグループで、せっかくなので比べながら育ててみることにした。
モロヘイヤ
モロヘイヤは元気な苗を見つけたので、今の元気ない苗と差し替えて育てることにする。
シソ
シソは、ネギの隣りが空けられそうなので、野菜の種類を増やしたくて割り込ませることにした。
ミント
虫除けにもなり、生命力の強いミントは、強すぎて他の野菜との寄せ植えはNGという話があるので、新しく小さいプランターを購入した。
帰って、さっそく植え替えをして迎える。手すりに吊り下げる形の鉢も2つ追加して、いよいよベランダは満員になる。あげる水の量も、4Lのジョーロを2往復。
二十日大根の間引き
6/13 晴
ミニトマトの花が2つ咲いている。ふと見るとかなり茎が太くなって、葉も茂っている。そろそろ輪っかのついた支柱が必要だろうか。
二十日大根がボウボウと茂ってきたので、間引きを実施した。数は数えていないが、半分以上は抜いた。選抜した芽をなるべく等間隔に植え直して、土寄せをした。ただ茎が細いので、植え替えているうちにヘタってしまうものもあった。数日様子を見てみるが、定着に失敗する芽もあるかも。間引きした芽はいわゆるベビーリーフなので食べられるとのこと。とはいえサラダに出来るほどの量はないので、冷奴に乗せて、塩昆布、ごま油、塩をかけて食べた。辛みの弱いかいわれ大根のような感じ。茎の根元がピンク色できれいだった。
間引きの後
6/16 雨
昨日から降っていないような細かい霧雨が降っている。ベランダに降り込む程ではなくて、湿気はあるものの土を触ると表面は乾いていたので、午前中に水やりをした。
3日前に間引きした二十日大根がいくつか既にヘタっている。植え替えの際に弱ってしまったらしい。さらに、一番元気な芽も水やりでヘタってしまった。他の野菜にはジョーロで水をやっているが、芽には水滴が強そうなので、霧吹きであげている。それでも水圧は芽にとって重いものらしい。もしかしたら、芽にあたらないように土に直接注ぐほうが良いのかも。
トマトがさらに大きくなって、軸が傾いてきたので、上の方をもう１箇所支柱に結ぶ。花も5個咲いているし、全体からトマトの青い匂いがする。