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  • 執筆者の写真千葉 芽弓

うるいで潤う

春一番に山形県庄内地方から届いた山菜。食の都庄内は、山の幸・海の幸に恵まれた豊かな食を誇る地区で、山と森林が7割を占めるため、山菜の宝庫です。



庄内から届いた山菜の一種のうるいは、ユリ科のキジカクシ科の植物で「オオバギボウシ」という植物の若芽です。葉が丸まって完全に開く前の柔らかい芽を収穫して食べます。見た目はネギのようですが、臭みやクセがないのが特徴です。

 

うるいは、湿度のあるところに自生していて、アクもなく、白っぽく柔らかく水分をたっぷり含んでいる山菜なので、茹でるときはさっと短時間で、また生や焼いて食べるのがおすすめです。

 

さっと茹でて酢味噌や野菜ペースト、芥子醤油やマヨネーズなどでたべるのもおすすめですが、さっと焼くとシャキシャキ食感にほんのりぬめりがある歯応えが心地よいのでおすすめです。



写真のようにパスタの具にもピッタリ!


行者にんにくとパプリカを少し刻んで炒めて、うるいをたっぷり入れて召し上がれ。コクのある豆乳のクリームソースで和えた玄米麺のパスタです。しゃきしゃきとぬめりがパスタにも合います!



こちらは、うるいを開いた油揚げに巻いてこんがり焼いて、味醂と醤油で甘辛く焼き付けました。香ばしい油揚げとうるいの食感のハーモニーがなんともおいしい!

 

生のままサラダにしたり、刻んでスープに入れたり、万能に使えます。

 

山菜は春には食べたいデトックスにもぴったりな食材です。旬の短い期間しかお見えしない貴重な山菜、見つけたらぜひ!からだが喜ぶにちがいありません。

 

うるいは山菜の中でもとりわけビタミンCが豊富で、春先の不安定な皮膚や粘膜を守り、美白や免疫強化にもよく、また骨をサポートするビタミンKも豊富に含まれているので、健康面でもぜひ食べていただきたい山菜です。

 

まさに「うるいでお肌潤う!」

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