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  • 執筆者の写真千葉 芽弓

縁起物「海老芋」

京都の伝統野菜の海老芋をご存知ですか?里芋の一種で、大きで少し反り返った形に縞々模様が海老に似ていると言われてついた名前です。


海老芋は親芋のまわりに小芋がたくさん付くため子宝に恵まれ、子孫繁栄の意味から、おせち料理にも使われる縁起物の野菜です。


海老芋はきめの細かいしっかりとした食感で、旨味が詰まっいてるこの季節にぜひ食べたいものです。煮崩れしにくく、ほっくり・ねっとりとしているため、煮物や汁物だけでなく、皮のまま蒸して甘味噌をつけて食べたり、蒸してサラダにしたり、揚げて食すのもおすすめです。



写真は海老芋と紫色のジャガイモのシャドークイーンを蒸してマッシュしたものをケーキ仕立てにしたサラダです。


ナトリウムの代謝を助け、塩分排出をサポートすると言われるカリウムや、脂肪代謝に大切なビタミンB2が豊富、低カロリーでご馳走が多くなるこの季節にぴったりの根菜です。


旬の野菜は季節のからだに必要な理にかなったもの。師走の多忙さや、一年で一番日が短くなり寒さが厳しくなる今、海老芋をみつけたらぜひ食べて元気に年の瀬をお過ごしくださいね。

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