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縁起のよい十六ささげ

  • 執筆者の写真: 千葉 芽弓
    千葉 芽弓
  • 10 時間前
  • 読了時間: 2分

十六ささげは、愛知県や岐阜県の伝統野菜」に認定されている、細長くて柔らかいインゲンのようなもの。さやの中に16粒程度の豆が入っているといわれて、さやごと食べる蔦性の豆です。地域によって、「長ささげ」、「十八ささげ」「三尺ささげ」と言った呼び名もあります。


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7〜8月ごろが旬なので、お盆のお供えとしても使われる食材です。

 

夏に採れる野菜全般にあるように、抗酸化力が高く、免疫を高めてからだのサビを防いでくれると言われます。ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、食物繊維を豊富に含み、また豆なのでタンパク質も豊富な栄養価の高い野菜です。

 

さやも柔らかくておいしいので、茹でておひたし、胡麻和え、炒め物、お吸い物の具や、天ぷらなどどんなお料理にも使えます。くるっと結んで、和を意味するので縁起もよい野菜です。


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今日は、グルテンフリーの天ぷらと、胡麻和えにしてみました。天ぷらは、米粉と片栗粉を同量に塩ひとつまみを入れ冷水で溶き粉を作り、くぐらせて圧搾なたね油でサッと揚げました。上には天ぷらのビーツを乗せています。

 

胡麻和えは、茹でた十六ささげをすり胡麻、醤油、デーツシロップと混ぜるだけ。どちらもそれぞれ揚げ、茹でた輪っかにした十六ささげの中に入れています。あっさり軽くておいしいです。

 

豆は成長させていくと、お赤飯などに入れるささげ豆になります。小豆との違いは芽に一部黒いところがあること。風味がよく色が小豆よりも美しく、皮が割れにくくて、縁起が良いお豆と言われています。

 

十六ささげを食して、縁起担ぎもいいかもしれませんね。

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