腸は第二の脳。しあわせホルモンと呼ばれる脳内ホルモンの「セロトニン」体内のセロトニンの80〜90%は腸にあると言われます。
それだけに腸内環境が心の穏やかさや豊かさ、メンタルヘルスにも大きく関係します。
セロトニンの分泌が不足すると、イライラしたり不安になったり、また異常食欲や不眠にも繋がります。
セロトニンを増やすには?
必須アミノ酸のトリプトファンが必要となります。トリプトファンは、豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品や穀類などの植物性タンパク質から摂ることが効率的と言われています。そして、水溶性と不溶性の食物繊維の豊富な海藻をたっぷり摂り、腸内環境を整えることが大切です。
海に囲まれた日本、日本人のからだは海藻から食物繊維やミネラル類を摂ることが適しているそうです。
気候の不安定なこの時期は自律神経が乱れやすく、また環境の変化などでストレスが多いとセロトニンの分泌が減るため、バランスよく日本の伝統調味料を使い、発酵食品や、海藻といった食物繊維の豊富な食事を心がけましょう
【梅雨時期にもぴったりなわかめで一皿レシピ】
食物繊維たっぷり!わかめと切り干し大根の和え物
■材料
塩蔵わかめ 20g
切り干し大根 10g
セロリ 15g
ルッコラやかいわれなどある葉物野菜 一掴み程度
[調味料]
梅酢 小さじ1
ごま油 小さじ1
醤油 小さじ1/2
いりごま 適量
■作り方
わかめは洗って水に浸して10分ほど塩抜きする。切り干し大根は洗って3分ほど水に浸して絞る(絞り汁はお味噌汁の出汁などに使ってくださいね)。
セロリは斜め薄切りし、一口大に切ったわかめと切り干し大根、葉物野菜と合わせ、調味料で和える。
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