top of page

山栗

  • 執筆者の写真: 千葉 芽弓
    千葉 芽弓
  • 10月9日
  • 読了時間: 2分

今年の栗は当たり年だそうです。記録的猛暑の中、立派にたわわに実る栗の生命力には改めてリスペクトします。縄文遺跡には必ず栗があるというように、当時は栗やどんぐり、とちの実が主食だったと言われています。


ree

それだけ私たちの生活に寄り添い、高い栄養価でそして気候変動にも強い栗。特に栽培された大きな高級栗より、山に自生する山栗はより生命力が強いもので、これからの冬に向けエネルギーを蓄えるのに必要な栄養素をもつものです。


ree

食用の栗としては、日本栗(和栗)、西洋栗、中国グリ、アメリカ栗の四種類がありますが、アメリカ栗は絶滅しているようです。和栗の種類は100種類ほどあると言われているため、土地土地で異なる栗の木があります。


ree

木の上で熟してばかっとイガが割れて落ちた栗を足で踏んで中から栗を取り出す。夢中になって栗拾いをしてしまうのは、私たちのソウルに刻み込まれたソウルフードであり、生命の維持にたべものを採るという信号がおくられているのかもしれませんね。


ree

栗の皮は熱湯に浸ける、蒸す、冷凍するなどするとむきやすくなります。週末、郊外に足を運んで栗拾いするのはいかがでしょう?


ree

栗ごはん、栗おこわ、モンブラン、栗のタルトなどなど…。旬の栗で季節の変わり目を元気に乗り切りましょう!

コメント


bottom of page