「庶民のメロン」マクワウリ
- 千葉 芽弓
- 8月14日
- 読了時間: 1分
マクワウリは、ウリ科キュウリ属の果物で、今や伝統野菜とも言われます。南アジア原産のメロンの原型のようなもので、日本では古くは縄文時代から食べられてきたと言われており夏が旬になります。

マクワウリは漢字では「真桑瓜」。岐阜県本巣市真桑地区特産のウリが発祥と言われており、正式名称はキンショウメロンと言います。
昭和を回顧!素朴なおいしさ
日本では西洋メロンの導入以前より多数の農家で生産されて来た安価な庶民のメロンで、自然な甘味と歯触りが良いのが特徴で、どこか懐かしさを感じるかもしれません。戦後の日本で甘いものが貴重だった時代に食べられる甘いおやつだったとのことで、ご年配の方にとっては懐かしい味に違いありません。冷やしてまずは一切れカットして食べてみてください。

最近のフルーツはとにかく甘いので、それに比べて糖度は約13〜16度ほど、通常のメロンに比べて控えめでさっぱりとしているため、サラダにしていただくのもおすすめです。

種をとり、皮をむいてカットして、オリーブオイルと塩と香草を合わせるだけでさわやかなサラダになります。
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