ワッサーって知っている?
- 千葉 芽弓
- 15 分前
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ワッサーとは、長野県須坂市で生まれた桃の一種で、果樹園を営む中村渡氏が、1968年(昭和43年)に「山根白桃」と「水野ネクタリン」を混植している果樹園にて偶発実生でできたと言われる小ぶりの桃です。ワッサーというネーミングの由来は、中村渡氏が子供時代に呼ばれていたニックネームから付けたのだそうです。

カリウムや食物繊維、カロテンなどが豊富で、疲労回復やむくみや高血圧対策にもよいと言われています。
通常の桃に比べて一回り小さく、固くて水分は少なめ。しゃりしゃりとした食感と、爽やかな甘さと香りを楽しむ桃で、固い桃が好きな人にファンが多くいます。

皮を剥いてそのまま食べてももちろん、サラダにして酸味のあるバルサミコドレッシングをかけるのもとってもおいしいです。身がしっかりしていて型崩れしにくく、加熱してもおいしいので、タルトなどにするのもおすすめです。
ちなみに、山梨県人は実は固い桃が好きな人が多いんですよ。きっと産地がゆえにジューシーな桃をふんだんに食べられるからなんでしょうね。羨ましい!
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