新生姜が出回る季節になりました。白とピンクのコントラストがかわいらしい初々しさを感じるフォルムの新生姜は、6月から8月が旬となります。
ジメジメ陽気に口から涼を運んでくれる新生姜。柔らかく、みずみずしいぴりりとしたおいしさは、新生姜ならではのもです。
薄くスライスしてさっと茹でて梅酢と米飴につければ自家製のガリの出来上がり。
お寿司の脇役として欠かせないガリ。生姜に含まれるジンゲロールという成分には殺菌効果があり、魚介類も一緒に食べることで食中毒を防いだり、魚の臭みを消したり、消化をサポートしてくれると言われています。爽やかな辛味がお口直しにもピッタリです。
■自家製ガリの作り方
新生姜をスライサーで薄くスライスし、塩ひとつまみをかけ混ぜて5分程度置く
鍋にお湯をわかし、1を入れて再沸騰したらザルにあげる
キッチンペーパーなどで水切りし、赤梅酢と米飴を混ぜて瓶などにいれて冷蔵庫で保管する。
生姜は体内の巡りをよくしてくれるため、すりおろして布袋などにいれてお風呂や足湯に入れると、毛穴を開き発汗促進や血液循環をよくしてくれ、デトックス効果もあります。
少しサラダにのせたり、素麺や冷奴、焼きなすなどに乗せたりしてアクセントにすると美味しさが広がります。この時期だけのお楽しみ、堪能してくださいね。
通年出回るひね生姜は、収穫してから貯蔵し熟成したもので、固くて辛味が強いものとなります。薬効効果は新生姜より高いと言われています。民間療法の、すりおろした生姜に胡麻油を混ぜた「生姜油」は、虫刺されやハゲにもよいと言われるので、擦り込んでみてくださいね。
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