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  • 執筆者の写真千葉 芽弓

生活に甘酒を

日本人の腸をきれいにする米麹。天然の健康ドリンク“甘酒”のある生活

新型コロナウィルスのパンデミックを機に発酵食は免疫効果が期待され、世界中で注目されています。発酵成分の世界市場は、2020年〜2025年まで年平均成長率(CAGR)9.24%で成長するであろうと予測されているそうです。


飲む点滴といわれ体に良い栄養成分が多く含まれる甘酒。

実は夏が旬の飲み物でもあり、甘酒(別名:一夜酒)は夏の季語でもあります。

江戸時代には甘酒売りが夏の夜に町を練り歩いていたそうです。


米麹の甘酒は炊いたごはんに麹とお湯を入れ、60℃で保温し一晩発酵させると、お米のでんぷんが麹菌によってぶどう糖に、たんぱく質が必須アミノ酸に分解され、またビタミンB群、パントテン酸などが非常に消化吸収しやすい形となり、暑さで消耗したからだに適した滋養ドリンクです。


小林一茶の俳句に、「一夜酒隣の子迄来たりけり」というのがあるように、子供たちも甘酒が大好きで、これを飲んで熱い真夏も元気に外で遊んでいたのでしょう。

点滴の原料とほぼ同じであるため、甘酒が、「飲む点滴」といわれる所以です。


発酵の生み出すミラクルな甘さ。

甘くクリーミーな甘酒。そのまま食べたり飲んだりするのももちろんですが、砂糖のかわりに家庭料理に置き換えれば、米麹の発酵パワーによる整腸作用や代謝アップの酵素で便秘解消、ダイエット、美肌、健康効果など効果絶大です。


私は、調味料として砂糖のかわりに常に冷蔵庫に甘酒を常備しています。

「キッチン甘酒」おすすめです。

しかし甘酒は栄養価つまりカロリーが高いのも特徴。飲み過ぎには注意が必要です。


生活に甘酒を!意外と知らない調理方法!

甘酒も発酵調味料として使うことで、発酵の複雑な旨味が加わりお料理がヘルシーなだけでなくぐっと美味しくなります。微生物の醸しだす、その得も言われぬおいしさは、料理の奥行き感を作り出してくれます。


じめじめ湿度が高く蒸し暑い夏を麹菌の神秘なるパワーの詰まった甘酒で健やかに乗り切りましょう。


[編集部オススメ調理方法]

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