この時期にたくさん安価に手に入るのが大根と白菜。極寒の今、お野菜たちには厳しい条件下でも元気に育つし、冬場に必要なビタミンやカリウムがたっぷり。
物価高騰の中、賢く美味しくたべて元気に春を迎えたいですよね。都心では単身住まいや2人住まいの方も多いと思いますが、我が家も夫婦2人暮らしなので、大根1本や白菜1個まるごと食べ切るのに、いろんな工夫をしています。
我が家では有機農家さんから定期的に旬のお野菜のおまかせ便を取り寄せているので、今の時期この二つのお野菜はメインの食材になっています。大根はピクルスや漬物、ふろふき大根や煮物、おでんも美味しいです。
そして今回紹介する「大根もち」は子供や男性もぱくぱくとおやつやおつまみとしても食べてくれるので、オススメです。
大根にはビタミンCや消化酵素がたっぷり、お肉やお魚の毒消しともいわれるように消化を補助して腸をきれいにしてくれます。ぶり大根や焼き魚の付け合わせにしたり、豚の角煮と一緒に煮たりするのは理にかなった食べ方です。特に皮の部分には消化酵素のジアスターゼやグリコシダーゼがたっぷりなので、捨てずに食べたいですね。
風邪の時に大根湯として自然療法としても使われる大根は、消炎効果があり、たんなどの呼吸器の粘液を排出し、咳止めになります。さらに腸の滞りをとり、利尿作用もあると言われています。
天日に干した大根の切り干し大根にはカルシウムもたっぷり。より身体の奥に溜まった余分な脂肪を分解してくれるとも言われています。春にむけてデトックスにもびったり!
では、パクパク食べられる簡単大根もちのレシピをご紹介します。
簡単大根もち
[材料]
大根 150g(無農薬なら皮ごとすりおろす)
切り干し大根 5g(さっと洗って細かくはさみで切る)
米粉 大さじ2
片栗粉 小さじ1
干し椎茸 2g(細かく刻む)
塩 ひとつまみ
ごま油 大さじ1
[作り方]
大根はすりおろす。(通常の大根もちは水気を除きますが、酵素たっぷりなので捨てずにつかいます)
1に細かく切った切り干し大根、干し椎茸、米粉、片栗粉、塩をいれてよくまぜあわせる。(大根によってあまりに水分の多い時は米粉を増やす)
フライパンを温め、ごま油を敷いて、2の生地を適当な大きさに落として両面こんがりと中まで火が通るように焼く。
お皿に盛り付けからし酢醤油や紅生姜などアクセントに添えても良いです。
今回はバレンタイン仕様にハートのクッキー型で焼いてみました。
大根はお肉やお魚と一緒にたべて良し、そしてやけどや肩こりに湿布するのも効果的です。是非いろいろ試してみてくださいね!
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