top of page
  • 執筆者の写真千葉 芽弓

水羊羹

夏の和菓子を代表する水羊羹。ひんやりみずみずしいこしあんを寒天で固めた水羊羹は、冷茶との相性もよく夏の手土産やお中元にも喜ばれるものです。


ところで、羊羹になぜ羊という字がつくのか?と疑問に思いませんか?


古く室町時代、お茶席に出された点心と呼ばれる軽食の中で、汁物を羹(あつもの)と言い、そもそも羊羹は羊の肉の入った汁物でした。しかし、仏教伝来とともに肉食禁止とされるようになり、小麦粉や小豆の粉を練って肉に見立てたものが出されるようになり、汁を除いて蒸し菓子に進化したのが「蒸し羊羹」となり、その後江戸時代には小麦粉を寒天に変えた煉り羊羹が作られるようになったそうです。そして和菓子の代表のひとつされる羊羹として確立されました。


今は二十四節気では大暑。一年でも一番厳しい暑さの時。高温のオーブンで焼いたケーキや洋菓子よりも、目からも涼を感じる寒天や葛で冷やし固めた和菓子で、目からも口からも涼を感じてみませんか?


四季折々の季節の移ろいを感じる和菓子。野菜も通年でスーパーなら並ぶようになり、生活の中で季節感を感じることが減っていますが、日本の伝統的な和菓子を見直して、お茶とともに楽しんでみませんか?



閲覧数:13回0件のコメント

最新記事

すべて表示

ความคิดเห็น


bottom of page