とれたて、掘り立ての新生姜の季節です。白くてフレッシュな新生姜。蒸し暑さを吹き飛ばすような香りと爽やかな辛みが魅力です。
一般的に見る薄ベージュ色の乾いた皮の生姜は、ひね生姜といい、収穫してから1年間ほど寝かせたものです。薬効はひね生姜の方が高いそうですが、フレッシュさを楽しむなら今しかありません。
谷中生姜のような小ぶりなものは味噌をつけてそのまま齧るのも、お酒のあてなどにはいいですね。
生姜の辛味成分のジンゲロールには殺菌抗菌効果や、香り成分のシネオールには夏バテ予防にもよい食欲増進や疲労回復効果があるといわれています。血行促進も期待できるので、冷房で冷えた身体を巡らせてくれることでしょう。
自家製紅生姜や、ジンジャーシロップをつくりその生姜で佃煮をつくるのもおすすめです。
今日は薄切りにして、デーツシロップとてんさい糖とシナモンスティックで煮ました。
■レシピ
【材料】
新生姜 350g
デーツシロップ 1カップ
てんさい糖 大さじ2
シナモンスティック 1本
【作り方】
鍋に洗って薄切りした新生姜を入れ、デーツシロップとてんさい糖を混ぜ合わせ、30分程度置く
1を火にかけ、沸騰したら弱火で10分ほど蓋をして煮出す
火をとめて冷ます(空き瓶やタッパーなどで保管)
シロップは炭酸やお水で割って飲んだり、豆乳と割りジンジャー豆乳やかき氷のシロップにするのもおすすめです。煮た生姜はそのまま食べても美味しいですが、お醤油を足して煮からめていりごまを合わせ佃煮にするのもおすすめです。
ご飯に乗せて食べても、おにぎりの具にしてもとってもおいしいです。
ジンジャーシロップを水で薄め、白玉と寒天を浮かべてみました。
冷たく爽やかな、ヘルシーデザートになります。
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