そろそろ恒例になってきたかもしれない昼メシに野菜を求めて街をさまよう企画。
今回紹介するお店は本場さながらの沖縄料理が楽しめる「護佐丸」だ。
筆者は沖縄には行ったことがないが、店に入っただけで感じる沖縄の風。
南国的な異国情緒と昭和レトロな感覚を合わせもつ泡盛の色とりどりのラベルが目に飛び込んでくる。
沖縄料理で野菜と聞いて、真っ先に思いつくのは、そう、ゴーヤチャンプルー。
店に入る前から決めていたメニューを迷わず注文する。
ゴーヤの緑と卵の黄色のコントラストが心躍らせる。島豆腐にもやしもたっぷり入っているのが野菜的にうれしい。紅ショウガのトッピングでさらに彩りが楽しめる。
味噌汁も写真ではわかりずらいが豚汁で色々な野菜がひそんでいる。加えて小鉢で添えられているもずくの粋なこと。
卓上に置かれたコーレーグス(島とうがらし)がさらに気分を加速させる。
実は編集部でも、「育てる食べる」の企画で育てた島とうがらしを使ってコーレーグスを仕込んでいるのだ。記事はコチラ。泡盛の香りが良いアクセント。
こちらはタコライス。シャキシャキなレタスの食感が楽しめるまさに“サラダライス”だ。
サイドメニューの沖縄そばの優しい出汁が体に沁みる。
沖縄らしい豚肉を使った千変万化のメニューも魅力的で、
夜のメニューでは豊富にそろえられた泡盛を片手にお酒も進みそうな定番の珍味ミミガーや豆腐ようも食べられる。
店を出ると強い日差しと潮風が漂ってきそうな錯覚を感じるほど濃密な沖縄気分を感じさせるお店だ。
護佐丸
〒112-0005 東京都文京区水道1丁目5−16
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