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  • 執筆者の写真千葉 芽弓

環境にやさしくおいしい水素調理

直火に焼いて食べるという行為は、おそらく縄文時代からされてきた最古の調理法であると思います。直火だと、薪や炭、天然ガス、LPガス。そして直火は無理ですが、電気、IH、電子レンジもいった調理が昨今では増えています。



水素水や水素吸入など、健康領域でも注目される水素。水素は地球上で最も軽い物質で、粒子が小さいのでどこにでも入り込める特性があるそうです。実は宇宙の元素の約9割を占め、最も多く存在する物質なのだそう。

 

水素には抗酸化作用や抗炎症作用があり、体内にあると活性酸素と結合して還元してくれると言われています。

 


水素燃焼調理は、最新の食材燃焼エネルギーです。水素調理のメリットは、まずは二酸化炭素を出さない脱炭素エネルギーであること。また、水素にはガスのように臭いがないため、食材そのものの味や香りを損ないません。直火で焼くことで、燃焼の際には水素(H₂)と空気中の酸素(O)が結合し、水(H₂O)になるため、燃焼部周辺の湿度を引き上げ蒸し焼きのようにジューシーに仕上がります。

 

通常のガスの燃焼温度が1800℃であるのに対し、水素の燃焼温度は2500℃と高いため、外側はカリッと香ばしく、中はジューシーに焼き上がるという仕組みです。肉や魚介類はもちろん、野菜でも芋栗南京のようなものやとうもろこし、大根や茄子、トマトなどどれもとても美味しくなります。またエリンギや椎茸などきのこ類もジューシーで香り高く驚くおいしさに!素材そのもののおいしさを引き出すことで余計な味付けや化学調味料のようなものは不要です。



世界初水素焼きレストラン「icHi」

こちらで今回作らせていただいたのは、こちらです!


  • キーマカレー 焼いた夏野菜をのせて

  • ミネストローネスープ

  • トマト素麺

  • 焼きトマトのナムル

  • かぼちゃ丸ごとプリン カラメルナッツ添え

  • テンペストと炙り茄子の蒲焼き ぶどう山椒

  • 焼きなす

  • 焼きいんげんのポテトサラダ ビネグレットソースと自家製粒マスタード

  • ニラちぢみ









どれもとてもおいしく仕上がりました。

 

次世代エネルギーとして注目される水素。水素は空気中の酸素と結びついて水になるという特性からも、きちんと安全に使え、安価に供給が可能になれば、地球や料理人にもやさしい理想のエネルギーになります!

 

ちなみに水素カーも、一度乗せていただきましたが、驚くほど快適!車が苦手な人でもガソリンのような臭いがないため、酔いにくいと思います。

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