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執筆者の写真千葉 芽弓

月餅と月見団子

今年の中秋節、中秋の名月は9月17日。十五夜の月を愛でながら、秋の豊作を祝う「中秋節」、別名「団円節(だんえんせつ)」とも呼ばれ、家族団欒な時を楽しむ行事です。



中秋節(ちゅうしゅうせつ)とは、日本の「中秋の名月」「十五夜」と同じで、中国を起源として東アジアに広く伝わる旧暦の8月15日(新暦では9月から10月初旬のいずれかの日で今年は9月17日)を祝う伝統的な日です。



日本では中秋の名月として中国から伝わり、五穀豊穣を月に感謝し、月見団子や秋の収穫の里芋や果物などをお供えします。


中国では欠けのないまん丸の満月を「円満・完璧」の象徴と考え、満月が1年で最も美しいとされる中秋節の満月を特別な日とし、お月様に見立てた「中秋月餅」を家族揃って円形に食卓を囲んで頂き、一家団らんを楽しむそうです。

 

嫁ぎ先からも戻ってそのひと時を過ごすのですが、離れている家族とも同じ美しい月を見上げて想いを馳せる。世界中どこにいても見上げる月は同じ月。たとえ離れていても同じ美しい月を見上げ、想う心がお互いの結びつきと愛を強めてくれます。

 

月を眺めながら大切な人と過ごし、おいしい月見団子や

月餅、里芋などを楽しむ時間を過ごしてみませんか?


※写真の月餅は浅草のオリエンタルヴィーガンレストラン「悦納」のヴィーガン月餅です。

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