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広島レモン

執筆者の写真: 千葉 芽弓千葉 芽弓

ビタミンC、といえば代名詞のようなレモン。かわいい見た目、きれいな黄色が元気をくれる果物です。子供のころ、部活や登山、運動会などのあとに丸ごとかじったり、輪切りレモンは甘くおいしく感じたことは今も記憶に残っています。



レモンのクエン酸による疲労回復効果や、リモネンのリラックス効果、ビタミンCの含有量は群を抜いています。

 

シチリアやカリフォルニアが原産かと思いきや、実はヒマラヤ西部が原産で、10世紀ころにシチリア島に伝わり栽培がスタート、その後コロンブスによってカリフォルニアに伝わったそうです。

 

日本に入ってきたのは19世紀後半。やがて温暖な瀬戸内エリアで栽培されるようになり、広島が日本一の生産量になりました。広島の気候は雨が少なく温暖で、台風の被害が少なかったことから栽培に適していたようです。

銀座にある広島のアンテナショップにいくとレモンのお菓子や商品がいっぱい。黄色がシンボルカラーみたいです。

 

レモンを余すことなく。

 

輸入レモンは船で長時間をかけて運ばれるため、農薬やワックスだけでなく、防かび剤がかけられています。重曹や塩などで洗うことで多少は軽減できますが、やはりせっかくならシーズンには国産の無農薬・ノーワックス・防カビ剤不使用のものを買いたいですよね。

 

皮はすりおろして焼き菓子やババロア、魚介料理などのアクセントにしたり、皮もピールにして楽しむことができます。

 

また、魚介料理の臭み消しや消化促進にもなり、まな板についた魚の臭い消しにも最適です。油の分解も助けてくれるので揚げ物に添えるのも理にかなっています。


写真はテンペの南蛮漬け
写真はテンペの南蛮漬け

紅茶やドリンク、魚料理に絞ったあとのレモンは、ガラスを磨いたり、レンジの中の掃除に使うのもおすすめです。お風呂に一切れ入れると、水道水の塩素を軽減させることもできて、美肌効果もあるので一石二鳥です!

 

レモンの効果を見直そう

 

いまではスポーツのあとのレモンの輪切りやレモンのはちみつ漬けなどに代わり、スポーツドリンクが主流になっていますが、レモンの方が自然でからだを癒す効果は優れているに違いありません。

 

国産の無農薬、ノーワックスのレモンなら皮ごと食べても安心!「春は酸味」と言われるように、解毒の臓器の肝臓をサポートして活性化させ、冬の間に蓄積した老廃物や毒素、余分な脂肪などを代謝する春のデトックスを促進してくれます。爽やかな香りは気分もすっきり!

 

広島のレモン、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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