top of page

再生を美味しく、楽しく伝えるダイニングレストラン「8go(エゴ)」

  • 執筆者の写真: 千葉 芽弓
    千葉 芽弓
  • 4月10日
  • 読了時間: 4分

店名の8go(エゴ)は、調和と循環を表す〇を組み合わせたもの。八重洲の八にも語呂合わせしています。私たち人間のエゴから環境破壊をはじめ今の様々な社会問題を引き起こしています。そのような現代の"分断"を再びつなげる、そんな思いでつけられているそうです。


さらに8年後にポジティブな変化をと、タイムラインを設定して明確なビジョンを掲げています。美食の未来を探求するクリエイティブな空間で、コレクティブキッチンも併設する創造型スペースです。



東京・八重洲にプレオープン中の8goは、東京建物が運営するリジェネラティブ(再生)をテーマに、食を通じて繋がり直す発信型のイノベーティブキッチン。おいしく、楽しく、気付きを得て、それぞれのニーズで気軽に利用し、さまざまな分野の人の交流の場としても機能させていくそうです。



よりよい”未来”のために…。すてきなお店にワクワク期待に胸が膨らみます。

 

ミシュラン店出身の野田達也シェフ監修

 

同店の監修をする野田達也シェフは、フランスのミシュラン店で修業を重ね、様々な食シーンでの研鑽と経験を積み、「Kitchen space noi」ではミシュラングリーンスター(持続可能なガストロノミーレストランを讃えるもの)に導いています。また、若手料理人のコンテストRED U-35 にて3回の準優勝経験を持つ腕とアイデアの持ち主。

 

料理人に止まらないクリエイティブな活動と発信を続ける若手新進気鋭の野田達也シェフが監修するお料理たちは、旬の野菜や食材を生かし、見た目にも美しくわくわくさせるものばかり。もちろん味もお墨付きです。


メニューをご紹介

 

8goでは、紙のメニューはなく、オーダーはテーブルのQRコードから読み取りセルフオーダー、支払いもキャッシュレスです。すべてに環境や健康への配慮やサスティナビリティを考えているため、メニューの6、7割はヴィーガン。環境や健康のことを考えると自ずとヴィーガンに行きつくからです。



ランチは玄米ピザサンド、大豆ミートの照り焼きバーガー、カブと柚子のペペロンチーノ、キノコの和風パスタがありました。ランチにはフレッシュリーフたっぷり、自家製ドレッシングの有機野菜サラダがついています。エディブルフラワーも乗っていて美しい。



この日はパスタ2種をシェアしていただきました。春らしく菜の花やそら豆も乗っていて、お野菜たっぷり、ソースも一味ちがいます。



うま藻という海藻由来の天然の旨味シーズニングのアクセントも飽きさせず、見た目も彩っています。他では食べられないクオリティとオリジナリティあるメニューで、料理人である私としても嬉しくなる、外食の醍醐味を感じられるものでした。

 

スペシャリティコーヒーや紅茶はビアタップのようなカウンターのサーバーから、お好みのものをセルフでサーブするという遊び心と楽しさもあります。





ディナーには、お酒にあう旬野菜のおつまみが色々。目にも美しく、一味違うお料理たち。アートなお料理たちがテーブルに出てくるたびに笑みがこぼれます。肉はジビエの鹿肉のみで家畜は使っていないことも特徴的です。



デザートもヴィーガンのものが色々。米粉フィナンシェやブリュレもヴィーガンです。ランチやディナーのあとに、カフェタイムのスイーツにも頂けるのはうれしいですね。

 

未来をよりよく変える


持続可能な生産と生産者支援、フェアトレード、フードロス解消やアップサイクル。8goではお料理だけでなく、食器やカトラリー、トレイや家具などもサスティナブルのその先を考えて選んだものをつかっています。



食器はarasのトライタンという衝撃に強く壊れない、また人体にも無害なサスティナブルな特殊樹脂製で、永久保証がされているものを使用しています。トレイのアートはスタッフが手描きしているそうで、温かみを感じます。

 

ただいまプレオープン中の8go。グランドオープンは5/初旬を予定しているそうです。ランチ、カフェ、ディナーとそれぞれ楽しめ、メニューも旬の食材を生かし変わっていくそうなので、今後の展開も楽しみでなりません。

 

東京駅、日本橋駅からもすぐの利便性も高い場所なので是非訪れてみてください。


 

8go

住所:東京都中央区八重洲1丁目4−16 八重仲ダイニング地下 2階

 

Instagram



Comments


bottom of page